有限会社 湧設計
project storyプロジェクトストーリー
project story#02

患者さんもスタッフも、明るい気持ちになれるクリニック

内科・循環器内科 ひがしはまクリニック

introduction

患者さんやスタッフにも喜ばれるクリニックは、ドアが開いた瞬間の室内の明るさ、温かみのあるカウンターのほか、医療用のサーバーの位置、扉の機能やデザイン、収納の役割も担う隔壁など細部までこだわって設計しました。半年という短い期間で開院準備を進めてきたひがしはまクリニック。病院での通常勤務と開院・開業準備を両立することができたのは、「湧設計の強いサポートがあったから」と待井院長は笑顔で話します。

  1. CHAPTER 01

    快適さと機能性を兼ね備えた設計

    設計を依頼する上で大切にしたのは、患者さんやスタッフの導線を快適にすること、患者さんにとって明るいイメージのクリニックにすること、少ないスペースを最大限に使うことの3つです。
    患者さんにはご高齢の方も多いので、移動を必要最低限にしたいと考えていました。クリニックでの検査は採血検査、生理検査、レントゲン検査という流れがありますが、検査間をスムーズに移動できているようで安心しています。一つひとつの検査を行うスタッフも導線や医療機器があるべき場所に配置されているため、スムーズに仕事ができているようです。開院して丸一年経ちますが、患者さんから「明るいクリニックですね」と言ってもらえた時はうれしかったですね。クリニック独特の暗さが解消できているんだなと実感できた瞬間でした。一番大変だったのは、スペースがかなり限られていたことです。広いスペースなら思ったようにデザインできると思うのですが、今回はそうはいかない。このどうしようもない制限を、湧設計さんは全て解決してくれた。通常では考えられないようなスペースの使い方をしていて、デッドスペースが全くないことも、細部までこだわって設計してもらった証ですよね。

  2. CHAPTER 02

    患者さんが安心できる場所に

    私が一番気に入っているのは、受付カウンターですかね。私が直接的に入って仕事をする場所ではないんですが、患者さん視点に立った時に、清潔感があって、やわらかい印象を受け取ってもらっていると感じています。照明にも工夫があって、受付カウンターの内側は仕事をするスタッフの手元が明るくなるように、来院する患者さんが立つ外側はあたたかみを感じられるように、別なものを設置してくれたそうです。
    それと、生理検査室もそう。患者さんが「何となく、怖い」と感じることが多い場所なんですが、そういうことがないよう、安心できる雰囲気になるように設計してもらっています。

  3. CHAPTER 03

    とことんまで付き合ってくれる

    クリニックの開業準備をしている時は、日中は病院に通常通り勤務して、仕事が終わってから設計の相談をする日が続きました。開業する時期が決まっていたから、それに間に合うように、工期が遅れないようにと、全て逆算していかなければならない状況でした。今思い返しても、二度とあの忙しさは味わいたくないと思いますが(笑)。設計段階では、設計図を見てほぼ毎日変更を入れるほど、何度も何度も調整を重ねてきました。工事が始まってからは、仕事の都合もあって殆ど現場に行くことができなかったのですが、それでも湧設計さんが状況を伝えてくれるので安心して任せていました。本当に感謝しかないですね。

  4. CHAPTER 04

    点数をつけるならほぼ満点 こだわりたいことは全部伝えて

    正直、湧設計さんとの打ち合わせはかなり厳しいと思います(笑)。なぜなら、「妥協しない」から。打合せの内容が、何となくで終わること、曖昧なままで終わることが全然ありませんでした。そしてその分、結果を出してくれるんです。開業した後も、どうしても不具合が出てくることがありますが、アフターフォローもしっかりしていて、何かあったらすぐに対応してくれます。連絡を取りやすいこと、間に誰かが介することなく直接設計士さんとやりとりできることも湧設計さんの良さなんじゃないかなと思います。今のクリニックには全く不満がなく、点数をつけるならほぼ満点です。設計にこだわりたい人は、ぜひオススメしたいですね。

data物件データ

完成年月2021年8月
目的・用途クリニック
敷地面積2,472㎡
構造・規模RC造・4階建て1階部分・152㎡