東北有数の温泉地・飯坂温泉の玄関口に位置する「福島県飯坂ホーム」は、福島県初の特別養護老人ホームとして立て替えを実施しました。旅館と見間違うような建物は、洋風なクラシックのデザインで100床あり、10人単位のユニットに分かれています。
7つある浴室は全てデザインを変え、利用者の方が他のユニットに行って入浴すると、普段とは違う気分を味わうことができるようになっています。施設の中で生活しながら、家庭の延長である“日常”と、温泉に遊びに行くような“非日常”を体感できるように工夫しました。これまでの特別養護老人ホームの建築設計ノウハウを随所に盛り込んだ施設です。