周辺地域への環境対策を実施した養豚場「板谷農場」は、2021年に竣工しました。
飼育する豚のふん尿の回収システムを完全自動化したため、ニオイなどの近隣住民への影響を大幅に抑制することが可能となりました。排水に関しても十分考慮し、環境にやさしい畜舎として稼働しています。畜産施設の多くはふん尿の後始末に人手がかかり、業務の中でも大きなウエイトを占めています。コンパクトで、全自動型で搬送するふん尿回収システムを導入することでその課題を解決することができました。豚舎8棟を備える大規模工事としては比較的短い、13ヶ月という限られた工期の中で完成させています。